あぜっ地理(各種工業)

 

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4 先端技術産業(ハイテク産業)

 半導体 IC(集積回路)

  <参考> 「半導体の部屋」株式会社日立ハイテクノロジーズ

(ア)立地

  清浄な空気・水⇒人工環境

  新技術の開発⇒研究機関の集中(大学・研究所)

  「軽薄短小」「高付加価値」⇒臨空港立地

(イ)先端技術産業の集積地

  ①アメリカ

    A エレクトロニクスハイウェー  B シリコンアレー  C リサーチトライアングル

    D エレクトロニクスベルト   E シリコンプレーン  F シリコンマウンテン 

    G シリコンデザート  H シリコンヴァレー  Iシリコンフォレスト

   ※サンベルト…ヴァーニジア州からカリフォルニア州に至る北緯37度以南の地域

          ICT(情報通信技術)産業を中心とする先端技術産業の進出が著しい。

      →1970年代以降、北緯37度以南の「サンベルト」に北東部から企業や人口が移動した。

      →賃金水準が低い、政府の企業誘致、温暖な気候

      ⇒北部の伝統的な工業地域は、企業移転、人口移動によって経済が冷え込む。

       →「スノーベルト」と呼ばれるようになる。

  ②イギリス

    シリコングレン…スコットランドのハイテク産業の中心地

  ③インド

    バンガロール…インドの「シリコンバレー」

            大学や企業の研究開発施設も多数所在し、ソフトウェアテクノロジーパークも建設されている。また、コールセンターも多数立地している。

    ※インドでは、1990年代以降ICT(情報通信技術)産業が著しく発達

      ⇒1990年代にアメリカが軍事技術のインターネットを民間に公開

       インドには英語に堪能な人材が多い

       アメリカとの時差が12時間程度あるため24時間体制でソフトウェアの開発ができる

  ④日本

    シリコンアイランド(九州)、シリコンロード(東北)…空港付近、高速道路沿い

(ウ)半導体メーカーの売上高   エクセルファイル

  

   日本の半導体産業は、1980年代半ばには「産業のコメ」とも言われ、世界市場で5割以上のシェアを誇ったが、2018年の半導体企業ランキング(Gartner社)で、日本企業はトップ10に入れなかった。2020年の10位KIOXIAは、東芝メモリー。

 

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